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トップアスリートも実践する すごい脱力の仕組みの表紙

トップアスリートも実践する すごい脱力の仕組み


本書の要点

  • 脱力には「リラクゼーション」と「エグゾーション」の2種類が、緊張には「テンション」と「ナーバス」の2種類がある。高いパフォーマンスを出しやすいのは、「精神がリラクゼーション、体幹がテンション、四肢がリラクゼーション」の状態のときだ。

  • 精神がナーバスな状態では、身体にもネガティブな影響があらわれ、高いパフォーマンスを出すのは困難になる。

  • 重要な局面で適切な精神状態をキープするには、リフレーミングやリハーサルが有効だ。

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脱力と緊張の定義

「緊張している」「力を抜こう」という表現は日常的に使われるが、脱力と緊張、それぞれにポジティブとネガティブの側面が存在することは意外と知られていない。重要なのは両者のバランスであり、緊張がすべて悪なのでも、脱力さえできていればOKという話でもない。

まずは脱力と緊張の定義を整理したい。

脱力には2つの意味がある。1つ目は「リラクゼーション」(Relaxation)だ。緊張やストレスが和らぎ、余計な力みがなく、リラックスできている状態を指す。これはポジティブな意味の脱力である。

もう1つは「エグゾーション」(Exhaustion)である。疲労や消耗、疲弊といったニュアンスを含む、ネガティブな意味での「脱力」だ。

緊張にも同様に2つの意味がある。1つ目は「テンション」(Tension)で、張力や伸長、緊張を意味する。適度な刺激が入っており、ポジティブな緊張に分類される。

もう1つは「ナーバス」(Nervous)である。神経質な、不安なといった文脈で用いられ、精神的に張り詰めた状態を表す。これはネガティブな緊張にあたる。

身体と精神は分けて考える

Probuxtor/gettyimages

次のポイントは、身体と精神を分けて考えることである。身体の脱力と精神の脱力、身体の緊張と精神の緊張は、それぞれ別物だ。これらを混同すると、脱力しようとしても的外れなアプローチとなり、結果として上手く脱力できなくなる。

精神と身体の理想的な組み合わせは、精神が脱力(リラクゼーション)し、身体が緊張(テンション)している状態である。

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要約公開日 2026.02.28
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