「体を根本から変える」ための必須マインド
「体力おばけ」は才能ではない
「運動は大事だが、何から始めていいか分からない」
「そもそも運動が苦手で、続いた試しがない」
そう感じているなら、本書はあなたのための本だ。これまで運動と縁がなかった人、何度も挫折してきた人に、まず伝えたいことがある。体が変わらなかった理由の多くは、意志や才能の問題ではない。体の仕組みを知らないまま頑張ろうとしてきたことにある。
運動が苦手な人ほど、きついことを我慢するか、何もしないかの二元論に陥りがちだ。その結果、「自分には無理だ」と結論づけてしまう。
運動経験の有無に関係なく、体の仕組みを正しく理解すれば体はきちんと応えてくれる。そこでまず押さえておきたいのが、「体脂肪とは何か」である。
「食べ過ぎ」より「使われなさ」が問題

体脂肪は、体にとって「余計なもの」ではなく、極めて優れたエネルギーの備蓄だ。他にも、内臓や関節への衝撃を和らげたり、内分泌・代謝へ関与したりする役割を持つ。
脂肪が「あること」自体は問題ではない。問題は、脂肪が使われずに残り続ける状態にある。体がエネルギーを消費するとき、まず使うのは血中や肝臓・筋に蓄えられた糖である。それでも余れば貯蔵され、長期保存に最適な形として脂肪に回す。脂肪は「余ったからつく」だけではなく「使われないから残る」という側面が強い。




















