甲子園に行くのが夢だった
高校野球が教えてくれた大切なこと

未 読
甲子園に行くのが夢だった
ジャンル
著者
松坂大輔(監修)
出版社
定価
1,320円(税込)
出版日
2022年07月16日
評点
総合
3.3
明瞭性
4.0
革新性
3.0
応用性
3.0
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甲子園に行くのが夢だった
甲子園に行くのが夢だった
高校野球が教えてくれた大切なこと
著者
松坂大輔(監修)
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定価
1,320円(税込)
出版日
2022年07月16日
評点
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3.3
明瞭性
4.0
革新性
3.0
応用性
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おすすめポイント

「選手の友情や家族の絆に感動。自然と前向きになれました」――本書の帯に松坂大輔氏が寄せているコメントである。本書は、日々高校球児たちを取材している野球ライターがどうしても伝えたかった話を厳選し、紹介した一冊だ。

本書に登場する16人の球児たちは、高校野球生活でかけがえのない経験をし、大きく成長している。廃校予定の高校に入学し、後輩の入ってこない野球部で「少ない人数でも勝てることを証明したい」と練習に明け暮れた球児。感染症で意識不明になるも、野球部の仲間たちの歌声で目覚めた後、部活動に情熱を燃やした球児。選手として挫折を経験し、学生コーチに転向してチームを盛り上げた球児。野球で学んだことを生かし、新たな夢に向かって走り続ける元球児。野球がしたくてドイツから日本に転校して「控え」を経験、やがてベンチ入りを果たし、ついにはキャプテンに就任した球児――。

どのストーリーも、部活動経験や野球経験のある人も、ない人も、心を動かされるものばかりだ。そのうち要約では、3つのストーリーを取り上げた。色とりどりのストーリーを読んで、球児たちの熱い想いに共感するとともに、自分の青春時代を思い出してほしい。明日への活力が湧いてくるに違いない。

ライター画像
木下隆志

著者

松坂大輔(まつざか だいすけ)
横浜高等学校出身。投手。選抜高等学校野球大会、全国高等学校野球選手権大会(甲子園)出場。夏の決勝で、史上2人目(当時)のノーヒットノーランを達成し、甲子園春夏連覇。「平成の怪物」として注目を集める。1998年西武ライオンズ入団後、ルーキーイヤーから活躍し、最多勝、ゴールデングラブ賞、ベストナイン、新人王、沢村賞などを多数受賞。WBC(ワールドベースボールクラシック)では2006年、2009年の2大会連続 MVP、2006年ボストン・レッドソックスと契約。2007年日本人初のワールドシリーズ勝利投手となり、チームのシリーズ制覇に貢献。その後ニューヨークメッツを経て、福岡ソフトバンクホークス入団で日本球界復帰、中日ドラゴンズでカムバック賞を受賞、2021年シーズン、古巣の西武ライオンズで現役引退。
2022年よりスポーツニッポン新聞社の野球評論家、テレビ朝日『報道ステーション』スポーツキャスターに就任。

本書の要点

  • 要点
    1
    閉校予定の高校に入学した球児は、後輩が入ってこないたった10人の野球部で「人数が少なくても必ず勝つ」と決意する。練習相手になってくれたOBたちへの感謝の気持ちを込めて「必ず勝って校歌を歌います」と約束し、見事その約束を守った。
  • 要点
    2
    大好きだった野球で挫折を経験した球児は、退部を決意するも、監督から声をかけられて学生コーチに転身。新たな野球人生をスタートさせ、今後の夢を見つけることもできた。
  • 要点
    3
    日本の野球に魅せられた球児は、両親と離れてドイツから日本に引っ越し、野球部に入部した。中学校では控えだったが、強豪校に進学して野球に打ち込み、ついにはキャプテンに就任した。

要約

最後の校歌

閉校予定の高校へ

「あの高校が閉校になる」と聞いたのは、中学3年の夏だった。家の近所にある馴染み深い学校だ。

学力の水準が自分にぴったりで、野球をする環境も整っていたので、その高校への進学を決めた。入学するのは自分たちの代が最後。後輩は入ってこないため、野球部に9人以上の同級生が集まらないと、単独でチームを結成できない可能性もある。だが無事に選手10人とマネージャー2人が集まった。

「校歌を必ず歌います」

先輩が引退してしまうと、部員は一気に少なくなった。練習の準備や後片付けも大変だ。「後輩がいたらな」と思うこともあったが、仕方ない。ぼくはキャプテンになり、「この人数で最後までやりきろう!」と決意した。10人でも勝てることを証明したかった。

3年生の春の大会が終わったころは、新型コロナの影響もあり、練習試合すら思うようにできなくなった。選手が10人しかいないため、実戦練習もままならない。そんなぼくたちのために、歴代のOBが練習相手になってくれた。

先輩たちに感謝の気持ちを伝えたいと考えたぼくたちは、「校歌を必ず歌います」と約束した。夏の試合に勝って、先輩たちといっしょに校歌を歌うのだ。

サヨナラ勝ち
RBFried/gettyimages

初戦の相手は県内一の進学校だ。前半に得点を重ねたぼくたちが優位となり、6対4の2点リードで9回表を迎えた。しかし相手も粘りを見せて、ツーアウト2、3塁で1打同点のピンチ。相手の4番バッターとの対決となった。平凡な内野フライで仕留めたと思ったが、ファーストがまさかの落球。2人の走者が戻って、同点に追いつかれてしまった。

ピッチャーが1人しかいない僕たちは、

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