AIの能力を最大に引き出すカギは、プロンプト(指示文)にある。「文章を作って」「翻訳して」といった曖昧な指示では、その能力を活かせない。「目的」「条件」「参照情報」の3つをバランスよく盛り込むことで、出力の質は飛躍的に上がる。
では、良いプロンプトの一例を紹介しよう。
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新しい商品キャンペーンをお知らせするためのメールを作成してください。
#条件:
1.件名と本文を分けて書いてください
2.「です・ます」調で、丁寧かつ簡潔にまとめてください
#参照情報:
・商品名:スマートコーヒーメーカー
・キャンペーン期間: ○月○日~○月○日
・URL:(ここにURLを入れる)
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このように、「目的」「条件」「参照情報」を分けるとAIは指示を解釈しやすくなり、目的に沿った結果を得やすくなる。プロンプト作成の際は、「情報を整理すること」を念頭に置くといい。
プロンプトを毎回考えるのは手間がかかり、大変だ。そこで、コピペするだけで使える「プロンプトの型」を作っておくと作業が半自動化でき、効率も大幅にアップする。
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