「超」メタ思考

頭がよくなる最強トレーニング57連発
未読
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「超」メタ思考
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「超」メタ思考
出版社
定価
1,650円(税込)
出版日
2022年09月24日
評点
総合
3.5
明瞭性
3.5
革新性
3.0
応用性
4.0
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おすすめポイント

「仕事ができる人」というと、「仕事の執行スピードが速い人」を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。そんなあなたは、「仕事ができる」の定義を正しく捉えられていないかもしれない。仕事においては、タスクの執行能力よりももっと手前の段階、すなわち「正しく・瞬時に課題を捉える力」が大きな差を生むと著者はいう。

本書の著者、ハック大学 ぺそ氏は、大手日系企業やコンサルティングファームを経て、現在は外資系金融機関でマネージャーを務めている。成果主義の世界で「仕事ができる人」と「そうでない人」の差を見続ける中で、仕事ができる人の共通点を見つけたそうだ。

その共通点とは「課題の認識」と「課題の推論」に長けていること。一方、普通の人は、認識と推論の後の「施策の執行」にフォーカスしがちだ。あなたにも心当たりがあるのではないだろうか。

本書では「課題の認識」「課題の推論」「施策の執行」の3ステップをまとめて「超メタ思考」と呼ぶ。この思考法を身につけると、高い視点から課題を捉え、脳が瞬時にタスクを処理するようになるという。課題を正しく認識してアクションするため、誤った方向に進むなどして、時間や労力、お金を浪費することもない。

誰しも課題をサクサク解決できる人に憧れるはずだ。そうした「仕事ができる人たち」の脳内にはきっと、超メタ思考がインストールされている。本書を読めば、仕事ができる人に一歩近づけるに違いない。

著者

ハック大学 ぺそ(はっくだいがく ぺそ)
1988年生まれ。会社員として働く傍ら、YouTubeチャンネル「ハック大学」を通じて仕事スキルの向上を目的とした、ビジネスパーソンに役立つ情報を発信している。これまで大手日系企業やコンサルティングファーム、大手日系金融機関などを渡り歩き、現在は外資系金融機関でマネージャーを務め、年収は約2000万円。著書に『行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術』(ソシム)、『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』(アスコム)がある。
YouTubeチャンネル【ハック大学】
公式LINEアカウント【@hack_univ】

本書の要点

  • 要点
    1
    「超メタ思考」は課題の認識→課題の推論→施策の執行の3ステップから成る。特に重要なのは「認識」と「推論」だ。認識をしっかりすると、リソースを浪費することがなくなるとともに、上司にとって「頼れる部下」になれる。
  • 要点
    2
    課題の認識フェーズでは、相手と「目的地」「現在地」「方向性」「スケジュール」をすり合わせるのがカギとなる。
  • 要点
    3
    課題の推論プロセスでは「分解」と「優先順位付け」を行う。分解には、足し算で分解する方法と掛け算で分解する方法がある。

要約

仕事のムダがなくなる「超メタ思考」

認識・推論・執行の3ステップ

仕事ができる人とできない人の違いは何か。その差は、課題解決の3ステップ(超メタ思考)のうち、最初の2ステップをきちんと実践しているか否かにある。

(1)課題の認識

(2)課題の推論

(3)施策の執行

ステップ1「課題の認識」では、何が問題で、最終的にどうしたいのかを正しく捉える。「目的地(何を成し遂げたら達成といえるのか?)」「現在地(現状はどういった状態か?)」「方向性(どのように目的地へ向かうか?)」「スケジュール」の4項目を、相手とすり合わせておくのがポイントだ。こうすれば、間違った方向に進んで時間や体力、お金を浪費せずに済む。

ステップ2「課題の推論」では、問題を細かく掘り下げ、原因と解決策を割り出して施策の優先順位を決める。「売上の伸び悩み」などといった一見複雑そうな課題でも、分解すれば本質がわかり、効果的な解決策が見つかる。

ステップ3「施策の執行」では、ステップ2で決めたタスクを実行する。多くのビジネスパーソンは、ついこのプロセスにばかり注力してしまうものだ。

「認識」と「推論」で頼れる人材になる
VioletaStoimenova/gettyimages

上司にとって、部下の状況がつかめないのは非常に不安なことだ。究極的に言うと、部下の仕事がうまくいっていないことよりも、部下が何をしているか把握できないこと、部下のミスを予測できないことの方がストレスとなる。会社員であるなら常に「上司を不安にさせない」という視点を持って動きたい。「あの件はどうなっているの?」「進捗状況を教えて」と尋ねられたら、かなりマズい状況だ。

施策の執行しかできない部下の場合、上司が「認識」と「推論」を行わなければならなくなる。多忙な上司からすると、やはり最初から最後まで丸投げできる部下の方がありがたいものだ。自ら「認識」と「推論」を行い、何かが起こる前に報告・確認してくれる部下であれば、上司は安心して仕事を任せられる。

ステップ1:課題の認識

バイアスを排除して課題を見つける

そもそも「課題」とは、あるべき姿を思い描いた際に見えてくる現状とのギャップのことだ。理想と現状が乖離している原因を見極め、理想に近づけていく方法を考えるのが課題設定である。

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