誰かと長時間一緒にいると疲れるのは当たり前だ。多かれ少なかれ気を遣うし、何を話そうかと考えを巡らせれば、脳はおのずと疲れる。よく知らない相手や遠慮が必要な相手ならなおさらだ。
だから、人と長時間いると疲れるからといって悩む必要は全くない。疲れを感じるぐらい一緒に居るのは、単に長く一緒に居すぎているだけだ。長く一緒に居すぎると、「この人といると疲れるなあ」と錯覚してしまい、たとえ相性が悪くない相手であっても上手く行かなくなる可能性がある。
人とうまくやりたいなら、相手によって一緒にいる時間を上手に調整しよう。オススメは「楽しくて、もうちょっと一緒に居たいけどな」と思うぐらいで切り上げることだ。その時間を超えて誰かと一緒に過ごさなければいけないときは、本を読んだり仕事をしたりと、自分だけの行動をする時間を設けるといいだろう。
ただし、ごく稀に長時間一緒にいても疲れない相手もいる。そんな相手は運命の人だと思って、その出会いを大切にしてほしい。
相手とアナタには快適な距離がある。もし、アナタが相手との距離を縮められないのであれば、それがアナタと相手にとってちょうどいい距離だからだ。だから、そもそも距離は無理に縮めなくても良いのである。
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