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お金の不安という幻想の表紙

お金の不安という幻想

一生働く時代で希望をつかむ8つの視点


本書の要点

  • 自分のモノサシを持てば、不安を煽る情報に動じなくなる。

  • 社会を支える仕事であっても必ずしも高収入とは限らないため、老後不安が強まるほど人々は稼げる職種へと流れていき、人手不足が深刻化する。「お金を稼ぐ人が偉い」という空気が、さらにその流れを加速させている。

  • お金があっても、サービスを提供する人がいなければ何も得られない。私たちが今取り組むべきなのは、お金を増やすことではなく、人手不足を解消することだ。

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焦りを生む空気からどう抜け出すのか?

「みんな、やっているよ」になぜ焦る?

「みんな、やっているよ」

この言葉に人は動揺する。私たちはいつも「自分も始めなければ」「乗り遅れたらどうしよう」という焦りに背中を押されている。

近年はとりわけ、投資の領域でその圧力が強い。スマホを見れば「みんながやっている投資信託ランキング」「始めないと手遅れになる」といった広告が途切れなく表示され、気づけば焦りが膨らんでいく。

焦りを生む空気から抜け出す鍵の一つは、「自分だけのモノサシ」を持つことだ。

たとえば、いつも1000円のメロンジュースがあるとしよう。高くて手が出なかったが、セールで500円になっていたので買った。ところが翌日には300円に下がっていたとする。

このとき、自分は得をしたのか損をしたのか。判断は人それぞれだが、もしそのジュースがおいしくなければ、どんな価格であれ「損した」と感じるだろう。結局のところ、お金の損得より自分の満足感のほうが大事なのだ。

モノを買わせようとする企業

frantic00/gettyimages

私たちにとっての価値とは「自分が満足感を得られるかどうか」であるはずだ。だが現実には、値段や損得にばかり気を取られてしまう。その背景には社会構造の変化がある。

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要約公開日 2025.12.10
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