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貯められない女、貯蓄200万円への道
貯蓄ほぼゼロからのスタート
著者・青木さやかは「貯められない女」だ。いや、貯めようと思ったことがないのかもしれない。
2003年、30歳で「どこ見てんのよ!」の一言とともにお笑い芸人として一気にブレイクした。数年間は休む間もなく仕事が続き、銀行口座の残高は勝手に増えていった。使う暇もなく、記憶では口座には8000万円ほどあったはずだ。
だが今、そのお金はほとんど残っていない。あればあるだけ使ってしまう性格だからだ。
近年の年収は約800万円。それなのに、収入が多かった頃と変わらぬ勢いで使ってしまっている。
現状を心配したマネージャーの発案で、『日経ウーマン』の企画として、ファイナンシャルプランナー・坂本綾子先生とともに貯蓄200万円を目指すことになった。いったいここからどうなるのか、お金を貯めると何かいいことあるのか――ほとんど理解しないまま、企画は走り始めた。




















