投資をする意味
お金を生んで資産を守る
投資は、人生において大切なことである。なぜなら、「働く」という1馬力では、生きるためのお金を用意するのに限界があるからだ。収入がなかなか増えない中、税金や社会保険料の負担は増えている。節約や副業にも限界があることを考えると、自分以外にお金を生み出し、寝ている時間でさえもお金を稼いでくれる手段が必要となる。そのひとつが、投資だ。
投資は、金利が0%に近い現状において、物価の上昇によりお金の価値が下がるインフレから、資産を守るのにも役立つ。総務省統計局「消費者物価指数」では、2000年と2024年を比べると、10%近くの物価上昇が見てとれる。この状況で物価が年2%上昇するとき、投資で年2%資産を増やせば価値の目減りを防ぐことができる。それ以上にパーセンテージを積むことができれば、資産を増やすことも可能だ。つまり投資は、「自分の資産を守り、増やしていくこと」に意味があるのだ。
投資でお金は増えるのか

では、投資をすれば本当にお金は増えるのだろうか。
絶対に増えないのならば、投資はしないほうがいいはずだ。しかし、「モノの価値は常に一定である」わけではない。求める人が多くなればモノの価値は上がるし、需要の高い商品やサービスを展開して業績が好調であれば、企業価値は向上する。
「これからも、世界経済は成長し続ける」だろう。中長期の未来については、人口動態が最も予測を立てやすく、そのブレも小さい。2022年の国連「世界人口推計」によると、「2058年には100億人を突破する」とされている。人口が増えれば消費が増え、それを支えるために生産も増加する。経済と企業の業績が拡大し、それに伴って株価が上昇する。実際、1980年以降の世界経済成長率は、年3~4%で推移している。
今後も経済が成長するのであれば、投資をしておくことでお金を増やせるということだ。長期投資によって、年3~4%超のリターンを得られる可能性は高い。
投資の解像度を上げる観点
近年は経済の不安定さが極まり、先行きが見通せない。スマホやSNSによって得られる情報がいつも正しいとは限らない。情報に踊らされずにお金を増やすには、投資の「解像度」を上げる必要がある。そこで重要となるのが、行動経済学・地政学・リスク管理といった観点だ。












