「天才」と呼ばれる人々の中には、生まれながらに圧倒的な才能を持つ人もいれば、後天的な要素によって能力を開花させた人も多い。本書が焦点を当てるのは、その後天的な要素にあたる「習慣」である。
著者によると、「天才」たちは一時的なテクニックに頼るのではなく、継続して成果を出し続けるための仕組みを持っている。最高のパフォーマンスを生み出すライフハックを日常に組み込み、習慣として定着させることで、驚くべき成果を生み出してきたのだという。
たとえば、毎日5分で1つのアイディアを考える 孫正義。日々のちょっとした雑談からもメモを取る クエンティン・タランティーノ。作業のプロセスを細かく記録するゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル。休暇を取ってまで読書の時間を確保するビル・ゲイツ。本書では、古今東西の名だたる「天才」たちが実践してきた習慣が紹介されている。
それらは一見すると、驚くほどささやかな行動ばかりだ。しかし、それを毎日続け、無意識にできるほど体に染み込ませることで、人生は確実に変わっていくのだという。
習慣とは、日々の行動の積み重ねである。つまりそれは、人生の時間をどう使い、どう生きるかという「生き方」の問題でもある。今日この瞬間から、本書に登場するシンプルなライフハックを取り入れてみてはどうだろうか。自分を高めるための新習慣を身につけたい方におすすめだ。