となりの億万長者が17時になったらやっていることの表紙

となりの億万長者が17時になったらやっていること

大富豪が教える「一生困らない」お金のしくみ


本書の要点

  • 仲間がいればビジネスは失敗しない。商売を始める前にコミュニティを作ろう。

  • 幸せな億万長者になるには、「当たり前のことを当たり前にやる」ことが不可欠だ。その代表例は即レスを心掛けることである。

  • 応援される人になりたいなら「子犬作戦」が有効だ。「子犬作戦」は非常に簡単ながら、人生を成功に導いてくれる。

  • 自己投資は重要だ。良質なインプットと「場」への投資から始めよう。

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【必読ポイント!】 幸せな億万長者の行動習慣

コミュニティを作る

人を幸せにする人は成功する。周囲の人々から応援される人ほど、強固なコミュニティを作れるからだ。

コミュニティには大きな力がある。仲間がいると情報が集まり、面白いアイデアが生まれる。集まった人々がイベントを企画したり、小さな商売を始めたりして、コミュニティはどんどん拡張していく。コミュニティが拡張すると、関わる人が増え、お互いがお客さんになるため、ビジネスで失敗することがなくなるのだ。

まず終業後に気の置けない仲間と集まる機会をつくることから始めよう。最初は「楽しく飲み食いができる」場を作るだけで十分だ。

当たり前のことを当たり前にやる

champpixs/gettyimages

コミュニティを拡張するためにやるべき唯一のことは「当たり前のことを当たり前にやる」だ。「え、そんなこと?」と思われるかもしれないが、これは幸せな億万長者になるために欠かせない要素である。

「当たり前のことを当たり前にやる」の代表例は、レスポンスを早くすることだ。レスポンスが早い人は信頼される。「何かアイデアはないか」「気づいたことはなかったか」と訊かれたとき、大したことが答えられないにしても、「自分が気づいたことはこれくらいです」「ごめんなさい。何も思いつきませんでした。僕はスルーして進めてください」などと即レスしておこう。

一方、ものすごく貴重な意見が言えたとしても、レスポンスが遅ければ、価値は減る。全体に遅れが出てしまうからだ。

やりたいことを公言する

ビジネスの勝敗は、商売を始める前から自分を応援してくれるコミュニティがあるかどうかでほぼ決まる。

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要約公開日 2024.07.16
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