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寝てもとれない疲れが消える マンガでわかる休養学の表紙

寝てもとれない疲れが消える マンガでわかる休養学

最高のパフォーマンスを生む休み方


本書の要点

  • 働き方が大きく変化しているにもかかわらず、私たちはいまだに「寝る」という単一の休養法に頼りがちである。だが、本来の回復には、正しい休養の知識を学び、それを生活に柔軟に取り入れていくことが欠かせない。

  • 最大のパフォーマンスを発揮するためには、受け身ではなく主体的に休む「攻めの休養」が必要である。これは「活動→疲労→休養」という従来のサイクルに「活力」を加えた四角形のサイクルで行う。7つの休養タイプの中から自分に合ったものを選び、組み合わせて実践することで、休養の効率アップが期待できる。

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なぜみんな疲れているのか

24時間働く現代人

日本リカバリー協会が2024年に実施した調査によれば、日本の就労人口の約8割が疲労を感じている。詳細を見ていくと、20代~40代の約半数が強い疲れを訴え、とくに30代が最も疲弊しているという結果だ。現代日本では、働き盛りの世代が疲れ切っているのである。

多くの人が疲労している理由として、主に2点が指摘できる。

1つは、時間の「余白」が消えたことである。第一次産業革命以前の労働は肉体労働が中心で、体は酷使されたものの、休息を取れば回復が可能だった。

しかし20世紀に入ると、肉体労働から頭脳労働へと比重が移り、さらに電気の普及によって活動時間が大幅に拡張した。

現代では、スマートフォンやAIの発達により、従来1日3~4件が限界だった商談をオンラインで7~8件こなせるようになった。このような詰め込み型のスケジュールでは、外出先で公園のベンチに腰を下ろしたり、喫茶店でコーヒーを飲んだりといった時間すら奪われる。さらに帰宅後でさえ、スマホやパソコンでメールを確認してしまい、休めない。

頭脳労働が中心となった現代では、身体的な疲れよりも脳の疲労が蓄積する。さらには、脳の興奮状態がオフの時間にも続くため、睡眠だけでは十分に回復できない。

このように「余白のない世界」こそが、私たちに新たな疲労をもたらしている。

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要約公開日 2025.12.16
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