ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから
スポーツを仕事にするという選択の表紙

スポーツを仕事にするという選択

スポーツ業界に転職・就職する方法


本書の要点

  • 優秀な人材を獲得し、スポーツビジネスを強化することが、日本のスポーツを強くすることにつながる。

  • 一口にスポーツ業界といっても、その役割や仕事の内容は多岐にわたる。

  • スポーツ業界の求人は目にすることが少ないが、一般業界と同じく即戦力となる人材が求められている。

1 / 3

スポーツを仕事にすることとは?

一回性というスポーツの魅力

Ridofranz/iStock/Thinkstock

本書における「スポーツを仕事にする」とは、社会人や学生が、転職や就職を通じてスポーツビジネスの職に就くことを意味する。もちろん、プロスポーツ選手がプレーすることで、その対価として収入を得ることも、スポーツを仕事にしているといえる。

しかし、スポーツに関わりながら収入を得る方法は、それだけではない。スポーツ関連事業を展開するスポーツ企業に入社して、そこで働く。これも、スポーツに関わりながら収入を得る選択肢の1つだ。それがまさに本書がスポットライトを当てたポイントである。

スポーツの魅力はやり直しのきかない、「一回性」にある。多くの人がその一回に心を揺さぶられ、魅了される。そうした中で、スポーツを仕事にする魅力とは、選手たちと「ともに戦うことができること」だ。チームスタッフや対戦相手のデータ分析を行うデータアナリスト、選手が試合で使う用品を提供するスポーツメーカー、選手やチーム動向をファンに届けるスポーツメディア。多くのスポーツビジネス分野のプレーヤーがいる。間接的ながら選手たちとともに戦い、勝つ喜びや負ける悔しさを分かち合う――。これがスポーツを仕事にする最大の魅力である。

スポーツビジネスの強化が日本のスポーツを強くする

スポーツビジネスを強化するポイントは、優秀な人材の獲得にある。なぜなら、ビジネスにおけるさまざまな課題を解決するのは、最終的には人だからだ。

肝となるのは、スポーツビジネスに就いている人たちが、さらに高い成果を求めて邁進していくこと。さらには、他業界で働いている優秀でスポーツビジネスへの情熱をもった人材が、スポーツ業界に入ってくるようにすることだ。実際に、他業界で活躍してきた人材が、それぞれの業界で培った経験や実力を活かしている例は多い。スポーツ業界でさらなる活躍をし、任された領域を着実に変えていくのだ。一人一人の活躍が積み重なることで、やがて大きなうねりとなり、日本のスポーツビジネスは確実に変わっていく。そして、これこそが日本のスポーツを強くするといえる。

ゴールデン・スポーツイヤーズは最大のチャンス

efks/iStock/Thinkstock

日本はこれからの約3年間で、世界に類を見ない「ゴールデン・スポーツイヤーズ」の到来を迎える。2019年に「ラグビーワールドカップ日本大会」、2020年に「東京オリンピック・パラリンピック」、そして2021年に「ワールドマスターズゲームズ関西」。3年連続で、世界を代表するスポーツ大会が開かれるからだ。東京オリンピックは50年ぶり。ラグビーワールドカップはアジア初の開催。そして、ワールドマスターズゲームズが同一国でオリンピックと連続開催になるのは世界初だ。

これからの数年を見すえて、スポーツ関連の多くの企業で、新たなプロジェクトやサービスが次々と始動している。新たな人材の需要も高まる一方だ。国もスポーツ産業を成長産業の1つと位置づけている。現に、2012年に5・5兆円だった市場規模を、2025年までに15兆円に引き上げる方針を発表している。こうした面からも、働く人材の需要が大幅に増加することが見込まれる。

2 / 3

【必読ポイント!】 スポーツ業界とはどんな業界なのか

スポーツ業界に関わる人の幅広さ

スポーツ業界を代表する業種の1つが、スポーツメーカーだ。競技に必要な用具を開発、製造、販売する。アシックス、ミズノ、ナイキなどに代表される大手総合メーカーから、卓球や水泳など、特定の競技に特化した専門メーカーまで、様々なタイプがある。最近は「アスレチック」と「レジャー」を組み合わせたアスレジャーブームが起きている。アスレジャーブームやランニングブームのようなトレンドは、スニーカーやウエアなどのスポーツ用品の需要を押し上げている。

もっと見る
この続きを見るには...
残り2286/3846文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2018.08.11
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

アクティブラーニング
アクティブラーニング
小針誠
常勝キャプテンの法則
常勝キャプテンの法則
サム・ウォーカー近藤隆文(訳)
モビリティー進化論
モビリティー進化論
アーサー・ディ・リトル・ジャパン
テクノロジー・スタートアップが未来を創る
テクノロジー・スタートアップが未来を創る
鎌田富久
ミライのつくり方 2020-2045
ミライのつくり方 2020-2045
GOROman
物流は世界史をどう変えたのか
物流は世界史をどう変えたのか
玉木俊明
師匠 歌丸
師匠 歌丸
桂歌助
道ひらく、海わたる
道ひらく、海わたる
佐々木亨

同じカテゴリーの要約

24時間が変わる朝の30分
24時間が変わる朝の30分
吉武麻子
今さら聞けない 伝え方<話す・書く>の超基本
今さら聞けない 伝え方<話す・書く>の超基本
山口拓朗(監修)森泉亜紀子(監修)
「何を考えているかわからない…」がなくなる 部下が自ら動きだす「上司の話し方」
「何を考えているかわからない…」がなくなる 部下が自ら動きだす「上司の話し方」
桐生稔
頭のいい人が話す前に考えていること
頭のいい人が話す前に考えていること
安達裕哉
noteで年収1000万円
noteで年収1000万円
Sai
世界一ゆるい勉強法
世界一ゆるい勉強法
サバンナ 八木真澄
アオアシに学ぶ「答えを教えない」教え方
アオアシに学ぶ「答えを教えない」教え方
仲山進也
「忘れられないあの人」になる小さな習慣
「忘れられないあの人」になる小さな習慣
山内誠治
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
三宅香帆
かくれた「強み」をみつけよう。
かくれた「強み」をみつけよう。
三石原士
無料