

組織やチームを率いる立場になると、必ず直面するのが「リーダーシップ」の課題です。「どうすれば人がついてくるのか」「部下をどう育てればいいのか」「強いチーム文化をどう築くのか」――リーダーの悩みは尽きません。
そんなときに役立つのが、リーダーシップに関する名著です。理論から実践まで幅広く学べる本を読むことで、チームづくりのヒントを得られるでしょう。
この記事では、リーダーシップを学びたい人におすすめの本をピックアップしました。リーダーとして成長したい方はもちろん、これからリーダーを目指す方にもきっと役立ちます。
記事更新日:2026年1月5日


リーダーシップの定番書と言えば、まず名前が挙がるのは『リーダーシップ入門』(金井壽宏著)でしょう。
本書は、リーダーシップ研究の第一人者・金井壽宏さんがまとめた入門書。リーダーシップとはどのようなものか、その定義や役割を多角的に解説しています。
特に印象的なのは“地位や肩書のある人が「わたしはリーダーだ」といったところで、そこにリーダーシップが生まれるわけではない”というメッセージ。リーダーとしての影響力が成り立つためには、フォロワーたちから「喜んでついていってもいい」と思われなければならないと書かれています。
経営学の分野を中心に活躍してきた著者らしく、著名な経営者のリーダーシップ理論が盛り込まれているのも特徴。リーダーシップ研修のテキストとしてもおすすめしたい、不朽の名著です。


リーダーシップのポイントを効率よく学びたい人には『「リーダーシップのベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(藤吉豊/小川真理子著)がおすすめです。
本書は、リーダーシップの名著100冊から重要なエッセンスを抽出し、掲載されていた本の冊数順にランキング化したもの。たとえば、次のようにランキング化されています。
1位:チームにとっての「いい目標」を立て、メンバーに共有する
2位:心理的安全性を高める
3位:リーダーの影響力は「人間性」で決まる
1位から順に目を通せば、あなたのリーダーシップはおのずと磨かれるはず。まずはランキングだけにさっと目を通して、その後に本文を熟読するのもおすすめです。


良いリーダーシップを発揮する人とは、すべてを自分ひとりでこなす人ではありません。仕事を各メンバーに適切に任せ、チームの成果を最大化する人です。
そんなリーダーになりたいあなたには『リーダーの「任せ方」の順番』をおすすめします。
本書は、リーダー育成の専門家として多くのベストセラーを出してきた伊庭正康さんが、任せ上手になるためのノウハウを3つのセオリーに落とし込んだ一冊。本書を読めば、あなたも任せ上手への一歩を踏み出せるでしょう。


『リーダーシップ・チャレンジ〔原書第五版〕』(ジェームズ・M・クーゼス/バリー・Z・ポズナー著)は、世界的に評価されているリーダーシップ本です。累計部数は200万部超、世界20カ国以上で刊行されているなど、世界中で愛されているロングセラーです。
本書によれば、すぐれたリーダーは5つの実践をしており、それぞれの実践は10の原則に基づいています。
5つの実践と10の原則は以下の通り。
・実践(1)模範となる(Model the Way)
→原則:価値観を明らかにする/手本を示す
・実践(2)共通のビジョンで鼓舞する(Inspire a Shared Vision)
→原則:未来を描く/人々を引き入れる
・実践(3)現状を改革する(Challenge the Process)
→原則:チャンスを模索する/実験しながらリスクをとる
・実践(4)行動できる環境をつくる(Enable Others to Act)
→原則:協働を育む/力を与える
・実践(5)心から励ます(Encourage the Heart)
→原則:貢献を認める/価値と勝利を讃える
どれも、シンプルでありながら強力なものばかり。豊富な事例と調査に基づく内容で、現場に取り入れられるヒントが満載の名著です。


『リーダーシップ・シフト 全員活躍チームをつくるシェアド・リーダーシップ』(堀尾志保/中原淳著)は「シェアド・リーダーシップ」というリーダーシップのあり方をテーマにした本です。
シェアド・リーダーシップとは、「一人ひとりがリーダーシップを発揮し、その影響力が、複数のチームメンバーによって担われている創発的なチームの状態」のこと。その定義のもと、本書では、特定の個人に依存せず、チーム全員がリーダーシップを発揮する仕組みを紹介しています。
著者らによると、職場でシェアド・リーダーシップを実現するチームをつくるには以下の5STEPが有効です。
STEP1:イメトレしてはじめる
STEP2:安心安全をつくる
STEP3:ともに方針を描く
STEP4:全員を主役化する
STEP5:境界を揺さぶる
そして、シェアド・リーダーシップは、業績、イノベーション、メンバーの満足度、メンバーのリーダーに対する評価にプラスの関係があるほか、テレワークによる求心力の低下をカバーする効果も期待できるとされています。
役割を分かち合い、全員が活躍することで組織のパフォーマンスを高めるアプローチは、現代の多様な働き方にフィットします。協働的なチームをつくりたい人におすすめしたいリーダーシップ本です。


『リーダーシップの旅 見えないものを見る』は、リーダーシップ塾を主宰する野田智義さんとリーダーシップ研究の第一人者である金井壽宏さんが、リーダーシップを「旅」にたとえて解き明かした一冊です。
特に印象的なメッセージは“リーダーやリーダーシップはあらかじめ準備されたものでなく、ある一人の人間が新たな境地を目指して冒険を始めるものだ。そして、目標や考え方に共感した賛同者が現れた時に、最初に行動を起こした人はリーダーとなる”というもの。また、リーダーシップの旅を続ける途中で困難に直面した場合の乗り切り方として、「夢と志」の有無が成功の鍵を握るともされています。
より深いリーダーシップを育み、自己成長したい人に強く響く内容です。


『セキュアベース・リーダーシップ〈思いやり〉と〈挑戦〉で限界を超えさせる』は、リーダーが安全基地(セキュアベース)となるリーダーシップのあり方を示した一冊です。
セキュアベース・リーダーは、「安心感」と「挑戦心」を両立させるリーダー像のこと。フォロワーを深く思いやり、高いレベルの挑戦を促すからこそ、リーダーもフォロワーも高い業績を達成できるとされています。
本書によると、セキュアベース・リーダーの特性は次の9つです。
(1)冷静でいること
(2)人として受け入れること
(3)可能性を見通すこと
(4)傾聴し質問すること
(5)力強いメッセージを発信すること
(6)プラス面にフォーカスすること
(7)リスクをとるように促すこと
(8)内発的動機で動かすこと
(9)いつでも話せることを示すこと
人間は、安全基地があればこそ前向きに挑戦できるもの。メンバーの不安を和らげつつ挑戦を促し、成長へと導くアプローチは、部下育成や組織変革に取り組む人に大きな示唆を与えるでしょう。


『対立を歓迎するリーダーシップ 組織のあらゆる困難・葛藤を力に変える』(アーノルド・ミンデル著)では、組織内の対立や葛藤を避けるのではなく、力に変える方法が紹介されています。
集団の中ではしばしば、さまざまな対立や葛藤が起きるもの。そのような場合に、どのように対処し、解決していくのかが、心理学者である著者の視点から語られます。
困難を成長の機会に変えるリーダーの姿勢は、多様性を重視する現代の組織運営に欠かせません。転ばぬ先の杖として、リーダーになったらすぐ読んでおきたい一冊です。


『サーバント・リーダー 「権力」ではない。「権威」を求めよ』(ジェームズ・ハンター著)は、権力によらず、奉仕の精神で人を導くリーダーシップのあり方を解説した一冊です。
より具体的にいうと、サーバント・リーダーとは、権力を行使して人を支配し動かすリーダーではなく、傾聴し、感謝や称賛を与えながら、周囲の人のニーズを適切に満たし、人を導くタイプのリーダーのこと。奉仕と犠牲を伴ってこそ、リーダーは権威や影響力を手にすることができるのです。
本書の特徴は、ストーリー形式であること。社会的には成功しながらも、家庭と仕事の両方において悩みの尽きないジョンは、1週間の研修プログラムに参加し、そこで修道士兼講師であるブラザー・シメオンと、5人の参加者に出会います。参加者たちと議論をしながら、リーダーシップという言葉を定義し、あらゆる人間関係に適用する方法を探していく――というストーリーです。
本書を読み終えた後は、あなたもジョンとともに1週間の研修プログラムを受けた気分になれるでしょう。支配以外のリーダーシップのあり方を知りたい人におすすめの一冊です。


リーダーシップの名著と言えば、『人を動かす 改訂新装版』(デール・カーネギー著)も外せません。
邦訳500万部を突破している本書では、リーダーシップの根幹にある「人をどう動かすか」についてわかりやすく解説されています。
リーダーになる人が特に心にとどめておきたいのは、“人々は認められ、尊重されることを常に求めている。相手の話に耳を傾け、心からの関心を示せば、良好な人間関係を築くことができる”というメッセージ。相手の立場を尊重し、信頼を築くことで人を導く考え方は、時代をこえて通用する普遍的な知恵です。
人間力を高め、仲間と強固な関係を築きたいリーダーは必ず読んでおきたいロングセラーです。


『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』(松下幸之助著)は、40万部を突破しているリーダーシップのベストセラー。人材育成に力を入れていた松下幸之助さんが、塾長として、松下政経塾の塾生たちに語った「リーダーになるために知っておいてほしいこと」をまとめた一冊です。
素直な心でいること、人間の本質を知ること、人情の機微を悟ること……本書で指南される「成功するリーダー」の条件は、どれも普遍的で、納得感のあるものばかり。変化の速い現代において、常に強いリーダーシップを発揮したいなら、必ず読んでおきたい一冊です。


『部下をもったらいちばん最初に読む本』(橋本拓也著)は、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」で総合グランプリとマネジメント部門賞をダブル受賞した一冊。書名の通り、新しくリーダーや管理職になった人に向けた入門書です。
著者の橋本拓也さんは、新卒入社3年目からメンバーマネジメントに携わったものの、うまくいかず、信頼関係を築けないままメンバーの異動や退職が相次いだそう。そんな橋本さんのマネジメントスタイルが変わり、組織の飛躍的な成長を実現したのは、選択理論心理学を基盤にした「リードマネジメント」に取り組んだことがきっかけでした。今では新卒初の執行役員から取締役に就任し、1300人以上のメンバーマネジメントを担いつつ、年間1万8000人以上が受講するセミナーのメイン講師として活躍しているそうです。
本書では、橋本さんのマネジメントを一変させた「リードマネジメント」の手法が余すことなく公開されています。
本書で紹介されるリードマネジメントの技術は、リーダーシップの技術、個人の成長支援の技術、水質管理の技術、委任する技術、仕組み化する技術の5つ。どれもわかりやすく書かれており、リーダー経験が浅い人でもすぐに実践できる内容ばかりです。最初の一歩を踏み出すのに心強いガイドとなるでしょう。


『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』は、ザ・ボディショップとスターバックス コーヒー ジャパンでCEOを務めた岩田松雄さんが、リーダーに求められる姿勢や習慣を具体的に示した一冊です。
本書によると、「ついていきたい」と思われるリーダーは、常に謙虚で、フォロワーから強く支持される人。
このようなリーダーになるために、著者は、何より積極的なコミュニケーションを心がけていたそうです。ここで言うコミュニケーションとは、話すことだけではありません。部下の話をメモを取りながら聞いてあげるといった態度も、部下との重要なコミュニケーションの一つです。
リーダーとしての自分のカリスマ性に自信のない人にこそ、ぜひ読んでほしいリーダーシップ本です。本書を読めば、自分らしいリーダー像が明確になるでしょう。


『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』(ダニエル・コイル著)は、強い組織文化の育み方を、事例とともにわかりやすく解説した一冊。成功しているチームの共通スキルを「安全な環境をつくる」「弱さを見せる」「共通の目標を持つ」の3つと定義し、Googleやピクサーなどの事例を挙げながら、それぞれのスキルの働きを解説しています。
本書でまず注目したいのは、「帰属のシグナル」というキーワード。
私たちは、言葉を使わずとも、相手との距離の近さやアイコンタクトなどを通して相手に「帰属のシグナル」を送ることにより、安心できる関係を構築しています。ほかのメンバーとの交流を大切にする「エネルギー」、メンバーを独自の存在と認め、尊重する「個別化」、関係はこの先も続くという「未来志向」――これら「帰属のシグナル」の3つの特徴を合わせると、「あなたはここにいて安全だ」というメッセージになり、心理的安全性を確保できるのです。
本書ではこれ以外にも、チームの文化をつくり、成果をあげる仕組みが明らかにされています。チームを率いるリーダーにとって学びの多い一冊です。


『THE CULTURE PLAYBOOK 最強チームをつくる方法 実践編』(ダニエル・コイル著)は、『THE CULTURE CODE』の実践版として書かれた一冊。
『THE CULTURE CODE』では、成功しているチームの共通スキルを「安全な環境をつくる」「弱さを見せる」「共通の目標を持つ」の3つと定義していました。本書では、これら3つのスキルを実践するための60種類の「行動」が紹介されています。
たとえば、「安全な環境をつくる」ための「行動」の一つとして紹介されるのは、「私のトリセツ」を作成・開示し、メンバー同士がお互いの長所や性格、習慣などを知ること。自分の価値観、コミュニケーション法の好み、やると元気が出る活動・消耗する活動などを開示し合うことで、お互いがより快適に、より生産的に働けます。
今日から取り入れられる「行動」が満載の本書。チームをよりよくするためのアクションを探しているリーダーに強くおすすめします。


チームを心理的安全な場にするためのアクションを探しているリーダーには、『最高のチームはみんな使っている 心理的安全性をつくる言葉55』(原田将嗣著)もおすすめ。すぐに使える「心理的安全性を高める言葉」が55種類掲載されている本です。
本書によると、心理的安全性は「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新奇歓迎」という4つの因子によってつくられています。その前提のもと、本書で紹介される55のフレーズには、それがどの因子を高めるものなのかが記載されています。
たとえば、会議における「話しやすさ因子」を高めるフレーズは「少し時間をとるので、いったん書き出してみよう」。
会議で「当てていくので、ひとり1アイデア話してね」と言っても、全員が活発にアイデアを出す場にはなりにくいもの。そこで「少し時間をとるので、いったん書き出してみよう」と言ってみると、落ち着いて考えることができ、結果として多くのアイデアが生まれるはずです。
心理的安全なチームをつくりたいリーダーが取り入れやすい、実用性の高い内容です。


『AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣』(越川慎司著)は、著者のクライアント企業27社において、管理職の中でトップ5%の「5%リーダー」1841名、一般的な管理職1715名、計3556名を対象に行われた調査をもとに、「5%リーダー」の行動習慣を明らかにした一冊です。
「5%リーダー」の行動習慣のうち、ここで注目したいのは、ゆっくり移動し短く話すこと。
オフィスに定点カメラを設置して分析したところ、5%リーダーのうち59%は、平均よりもゆっくりと社内を移動していることがわかりました。あえてゆっくり歩くことで、メンバーたちから話しかけられやすいようにしているのでしょう。
また、5%リーダーの58%は、会議での発言頻度は高い一方、発言時間が短いこともわかりました。短く話すことで、より伝わりやすくしているのです。
優秀なリーダーの共通点を明らかにした本書は、成果を出したいリーダーの行動指針となるでしょう。


『チームが「まとまるリーダー」と「バラバラのリーダー」の習慣』(林健太郎著)は、チームをまとめるための習慣が、チームが「まとまるリーダー」と「バラバラのリーダー」という対比形式で整理された一冊。
そのうちの一つが「チームがまとまるリーダーは部下への『聞く』を積み重ね、バラバラのリーダーは部下の事情を知ろうとしない」。
本書によると、メンバーのエンゲージメントを高めるうえでは、「聞く」を積み重ね、「小さな信頼」を着実に得ることが不可欠です。
たとえばある木曜日、任せた仕事が終わっていないのに、部下が「帰ります」と言ったとしましょう。事情を知らなければ「どうして?」と思うかもしれませんが、これまでの対話により、木曜日は介護が必要な家族のためにデイサービスの迎えがあると知っていれば、気持ちよく送り出せます。
このとき部下が感じる「あ、配慮してくれてる!」が「小さな信頼」となります。
部下にはそれぞれ事情があるもの。そうした事情を上司が把握し、適切に配慮するか否かでエンゲージメントには大きな差が生まれるのです。まずは1on1などの場において、無理のない範囲で、部下の事情や考えを引き出すようにしましょう。
チームが「まとまるリーダー」と「バラバラのリーダー」の対比形式でまとめられているので、読みやすく、行動改善にもつながりやすい本書。ぜひ自分が「まとまるリーダー」か「バラバラのリーダー」のどちらに当てはまるのか、チェックしてみてください。


同じく林健太郎さんによるリーダーシップ本でおすすめしたいのは『できるリーダーになれる人は、どっち?』。リーダーに求められる考え方や行動をクイズ形式で気軽に学べる一冊です。
本書では、「できるリーダーたちがリーダーになる前からしていること」を6つの「リーダーへの登龍門」としてまとめています。
・「社長は何を考えているのか?」を考える
・「報・連・相」を大切にする
・「意思決定」に責任を持つ
・「自分の意見」をハッキリ伝える
・「自分と相手の感情」を分析できる
・「人を巻き込む力」がある
これからリーダーになる人や、リーダー初心者はもちろん、リーダーとして一段レベルアップしたい人にもおすすめしたい一冊です。


『できるリーダーは「教えない」 「自分で考えて動く部下」を育てるコツ』(伊庭正康著)は、指示や答えを与えるのではなく、部下が自分で考えて行動する力を引き出すことにより、「自分で考えて動く部下」を育てるアプローチをまとめた一冊。
本書でまず押さえたいのは、部下のやる気を引き出すための「心理的安全性×挑戦への貢献感」という方程式。
心理的安全性は組織の生産性を高める最大の要素とされていますが、心理的安全性だけではぬるいチームになってしまいかねません。そこで必要なのが、自分がチームの目標に貢献できているという「チームの挑戦への貢献感」です。この2つの要素がそろえば、部下のやる気は自然と高まっていきます。
このほかにも、部下に発言の機会を提供する、「動機付け」を意識する、あえて「弱さ」を見せるなど、「自分で考えて動く部下」の育成のヒントが満載の本書。対話や質問を通じて自律を促すアプローチは、チームの成長を加速させるリーダーシップのヒントとなるでしょう。


スポーツ好き、漫画好きなリーダーにおすすめしたいのは『アオアシに学ぶ「答えを教えない」教え方』。楽天大学の学長であり、Jリーグチーム「横浜F・マリノス」とプロ契約をし、選手・コーチへの育成プログラムを実施した経験のある仲山進也さんが、漫画『アオアシ』に登場する監督・福田達也の振る舞いを分析しながら、「『答えを教えない』教え方』を提案する一冊です。
『アオアシ』ファンはもちろん、そうでない人が読んでもわかりやすく、気づきの多い本書。部下や後輩に自律的に行動できる人になってほしいと願うなら、きっとヒントが得られるはずです。


リーダーシップとは何だろう……その問いについてじっくり考えてみたい人には『明治製菓カカオ事業部 逆境からの下剋上』をおすすめします。
本書は、明治製菓で新規事業を任された山本実之さんが、新規事業を育て上げた過程をストーリー形式で振り返ったもの。最初は誰も期待していなかった新規事業部には、メンバーも「寄せ集め」で、スキルもコネもなし。そのようなチームを「成果の出せるチーム」へと育て上げた山本さんの姿を見れば、リーダーとはどのような人であるべきか、おのずと答えが得られるはずです。


エンジニアリング組織におけるリーダーシップを考えたい人におすすめするのは『スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップ』です。
著者のウィル・ラーソンさんは、さまざまなテック企業でエンジニアリングリーダーなどとして働き、本書のテーマである「スタッフプラスエンジニア(エンジニアの上級職)」たちを指導・育成してきました。その経験をもとに、テクノロジー分野におけるリーダーシップのあり方を提示しています。
技術を極めるか、マネジメント側に進むのか。昇進するには何をすればいいか――。エンジニアが悩む多くのことに明確なヒントと答えをくれる、他にない一冊です。特に、マネジメント以外のリーダーシップを志し、技術力を基盤にチームを導きたい人におすすめです。
「どんな本を選んでいいかわからない」「本を読む時間が取れない」「効率よくたくさんの本を読んで知識を得たい」という方は、1冊10分で読める本の要約サービス「flier(フライヤー)」を活用し、スキマ時間にインプットしてみてはいかがでしょうか。
話題の新刊から定番の名著まで、編集部が厳選したおすすめ本の要約を、ぜひチェックしてみてください。
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