

「面白い本を読みたいけど、どれを選べばいいかわからない」「自分の目的やレベルに合った本を効率よく見つけたい」と感じている人も多いのではないでしょうか。
本は種類が多いため、いざ選ぼうとすると迷ってしまいがちです。
そこでこの記事では、文庫本・ビジネス・教養・健康など12のジャンルにわたって、編集部が厳選したおすすめ本65冊をまとめました。気になるジャンルや目的から、ぜひ自分に合った一冊を見つけてみてください。


『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎著)は、2023年にスタジオジブリが同名映画を公開したことでも大きな話題となった名作です。
本書は、15歳の主人公・コペル君の日常と、コペル君に向けて叔父さんが書いた「ノート」によって構成されています。多感な時期にあるコペル君の様子と、彼を激励する叔父さんの言葉は、読者に大切なことを教えてくれます。
1930年代に書かれ、100年近くにわたって読み継がれてきた本書。一読すれば、名著として愛され続けている理由が身をもって理解できるでしょう。


偉人の教えから学びを得たいときに手に取りたいのが『松下幸之助「一日一話」』(PHP総合研究所(編))。パナソニック(旧松下電器)グループ創業者である松下幸之助さんの文章やスピーチなどの中から366を厳選し、1月1日から12月31日まで、1日に1つのことばをあてはめた一冊です。
その内容は幅広く、あなたの気持ちを軽くしてくれるものから、心にずっしりと響くものまで。1日1つ読み進めてみると、あなたの生活にすばらしい刺激を与えてくれるはずです。


SF小説の文庫本のおすすめは『一九八四年〔新訳版〕』(ジョージ・オーウェル著)。1949年に刊行されて以降、「SF小説と言えば」「ディストピア小説と言えば」、すぐに名前が挙がる名作です。
物語の舞台は、全体主義国家のオセアニア。ここでは、住民の行動や発言はすべてチェックされ、国家の体制に背く行動と判断されれば、【思考警察】に連行されることになっています。そんな国において、主人公のウィンストン・スミスはどのような人生を送るのか――。現代にも通じる問いを投げかけてくれるロングセラー小説です。


幸せなお金持ちになる方法を知りたいあなたには、文庫本の小説形式で気軽に学べる『ユダヤ人大富豪の教え』(本田健著)がおすすめ。
本書の主人公は日本人の青年。ひょんなきっかけでアメリカ人の大富豪と出会い、大富豪から、成功するために必要なものを学んでいく――というストーリーです。
大富豪からの教えは17個あり、どれも時代を超えて有効なものばかり。読み終えた後には、目の前の世界の出来事の見え方が変わっていることでしょう。


同じく、文庫本の物語形式で成功哲学を学べる一冊として、『夢をかなえるゾウ1』(水野敬也著)もおすすめします。「日本一読まれている自己啓発小説」である本書は、さえないサラリーマン「僕」のもとへ、関西弁を話すインドの神様「ガネーシャ」がやってきて、「僕」を幸せにするためのレッスンをしてくれる――というストーリーとなっています。
ガネーシャが教えてくれる行動習慣は、どれも取り入れやすいものばかり。あなたも「僕」になったつもりで、一つひとつ実践してみてはいかがでしょうか。


自己啓発ジャンルの文庫本では、『ハーバードの人生を変える授業』(タル・ベン・シャハー著)もおすすめ。ハーバード大学で開講された著者の講義には、1学期あたり約1400名の学生(ハーバード大学全学生の約2割に相当)が殺到し、まさに「伝説の授業」として知られていたといいます。
本書は、ハーバード大学の学生でなくても、その伝説の授業の内容を知れる一冊。52の項目に分けて、幸せを手にするために実践したい学びがまとめられています。
ハーバード流の超人気講義を体験してみたいなら、ぜひ手に取ってみてください。


気軽に読めるのに気づきが多いエッセイを探している人には『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ著)をおすすめします。
本書で語られるのは、英国在住の著者・ブレイディみかこさんの息子の中学校生活。移民の両親を持ちながら自らも移民に人種差別発言をしてしまうダニエル、貧しさから学食で万引きするティムなど、そこには、大人社会と同じような複雑な社会が存在しています。
これは、英国でのみ起きていることではありません。きっとあなたも、自らの周辺と重ねながら、夢中で読み進めることになるでしょう。


人間関係改善に役立つおすすめの文庫本は『「いい質問」が人を動かす』(谷原誠著)。弁護士として活躍する谷原誠さんが、これまでの経験の中で培い、仕事の中で実践してきた「究極の質問術」を明かした一冊です。
本書によれば、質問には、「思いのままに情報を得る」「人に好かれる」「人をその気にさせる」「人を育てる」「議論に強くなる」「自分をコントロールする」という6つの効果があります。本書を通して「いい質問」をする力を身につければ、ビジネスはもちろん、プライベートの人間関係もより良いものになるはずです。


文庫本で読書モチベーションを高めたいときにおすすめなのが『天才読書』(山崎良兵著)。イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツという3人の「天才」起業家への取材を通して、この3人が何をどのように読み、何を考えてきたのかを明らかにしようとする一冊です。
超一流の起業家として活躍しながら、圧倒的な読書量を誇る3人。本書を読めば、本を読みたい気持ちが湧き上がってくるはずです。もちろん良質な読書ガイドとしてもおすすめです。


自分の生き方にモヤモヤしているときに一読をおすすめしたいのは『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと 文庫版』(四角大輔著)。
著者の四角大輔さんは、レコード会社のプロデューサーとして10回のミリオンヒットを記録したのち、念願のニュージーランド移住を実現しました。場所・時間・お金に縛られない生き方をする四角さんが、「物とお金」「ワークスタイル」「メンテナンス」「人間関係」「ライフスタイル」の5つのチャプターに分けて、捨てるべき50のことを示した一冊です。
四角さんは本書で「ぼくが心から満足のいくライフスタイルを手にできているのは、身の丈を超えた物事を思い切って手放してきたからだ」「20代のうちに、自分にとって不要な物事をどれだけ捨てられたかが、もしくは捨てられなかったかが、(生き方の)カギを握っている」と語っています。ミニマルな生き方に憧れるなら、ぜひ読んでほしい一冊です。


マネジメントのおすすめ本と言えば、真っ先に名前が挙がる名著は『影響力の武器【第三版】』(ロバート・B・チャルディーニ著)でしょう。社会心理学者のロバート・B・チャルディーニが、「人はどういう原理で動くのか」と「それをどうコミュニケーションの場で使うか」を解説した一冊です。
本書で特に重要なのは、相手を承諾へと誘導する6つの原理。返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性という6つの原理をうまく活用することで、指示や交渉を有利に進めることができます。
リーダーとしての影響力を高め、信頼されるビジネスパーソンになりたいなら、必ず読んでおきたい一冊です。


『部下をもったらいちばん最初に読む本』(橋本拓也著)は、読者が選ぶビジネス書グランプリ2025で総合グランプリとマネジメント部門賞を受賞した一冊。アチーブメント株式会社の取締役営業本部長であり、トレーナーでもある橋本拓也さんが、「リードマネジメント」という手法を解説しています。
橋本さん自身、リードマネジメントを取り入れる前は、メンバーと信頼関係を築くことができず、異動や退職が相次いだといいます。しかし、リードマネジメントを実践するようになると、組織を飛躍的に成長させられたそうです。
リードマネジメントは5つの技術で構成されており、シンプルながら奥深い内容となっています。部下を持ったらまず読んでほしい、おすすめの本です。


『心理的安全性のつくりかた』(石井遼介著)は、日本における心理的安全性研究の第一人者である石井遼介さんが、心理的安全性の基礎から実践までをまとめた一冊です。
心理的安全性とは、組織やチームにおいて、意見や疑問、違和感などを、誰でも気兼ねなく発言できることを指します。Googleの研究によれば、成果を出すチームの共通点は、心理的安全性が確保されていることだとわかっています。
成果に向けて協働できるチームをつくりたいなら、まず手に取るべきおすすめの一冊です。


一流企業のマネジメントを学びたい人におすすめの本は、『Googleで学んだ圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』(中谷公三/諸橋峰雄著、水野ジュンイチロ(著・漫画))。Googleでのマネジメント経験を持つ著者らが、Googleならではのマネジメント手法とマネジャーのマインドを丁寧にまとめた一冊です。
注目したいのは、Googleでは20年以上の研究を通じて、マネジャーの責任を「圧倒的成果を出す」「人材を育成する」「場(コミュニティ)を構築する」の3つに定義しているという点。それぞれの責任の詳細と具体的な実践方法については、ぜひ本書を手に取って確認してみてください。
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生産性アップのおすすめ本として真っ先に挙げたいのは『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン著)です。
本書では、「エッセンシャル思考」という新しい思考法が提唱されています。エッセンシャル思考とは、自分が一番大事なものを見極め、それ以外の選択肢をうまく捨て、本質的なものに最高の力を発揮できるようにする技術のこと。時間をうまく使えるようになるには、「全部やる」のではなく「やるべきことを見極めて全力投球する」が正解なのです。
とはいえ、不要なタスクを「捨てる」のは、多くの人にとって決して簡単なことではありません。本書を読んで、より大切なことを見極め、そうでないことを「捨てる」思考法を身につけましょう。


集中力アップによって生産性を上げたい人にまずおすすめするのは『神・時間術』(樺沢紫苑著)。『アウトプット大全』などのベストセラーで知られる精神科医・樺沢紫苑さんが、高いパフォーマンスを発揮するための科学的な時間術を教えてくれます。
本書のカギは、集中力の高まる時間帯に集中力を要する仕事をして、そうでない時間帯には集中力がなくてもできる仕事をするという考え方。より具体的には、1日の中で最も集中力が高まる起床後の2〜3時間には「集中仕事」を、集中力が落ちてきた午後には、集中力をさほど使わないタスクを進めます。さらには、落ちてきた集中力を再び高めるためには、「日光を浴びる」「リズム運動(歩く、ラジオ体操、階段の上り降りなどのリズミカルな運動)」「咀嚼」という要素をすべて満たした「外食ランチ」が効果的です。
生産性や時間管理を考えたい人に、まずおすすめしたい本です。


もっと速く仕事ができるようになりたい人には『マッキンゼーで叩き込まれた超速仕事術』(大嶋祥誉著)をおすすめします。
著者の大嶋祥誉さんは、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ワトソンワイアットなどの外資系コンサルティング会社出身。外資系コンサルティング会社では、さまざまな「超速仕事術」を叩き込まれたとして、その仕事術を本書で惜しみなく明かしています。
その仕事術は幅広く、仕事環境・ツールから発想術、企画書作成、プレゼン、行動習慣まで。どれも気軽に取り入れられるものでありながら、あなたの生産性を飛躍的に向上させてくれるはずです。


忙しく動いているはずなのに、なぜか時間がない。スマホをダラダラ眺めては、時間をムダに使ってしまっている――。そんな人におすすめする本は『ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣』(堀田秀吾著)。明治大学教授の堀田秀吾さんが、科学的に効果が証明されている、時間をムダにしないための習慣を紹介した一冊です。
中でもすぐ取り入れたいのが、世界中の心理学者が「最強の習慣化法」と評価しているという「イフ・ゼン・プランニング」。これは、「歯磨きをしたらスクワットをする」「資料作成に飽きたらメールチェックをする」というふうに、行動の内容とタイミングを事前に決めておき、その通りに行動する手法のこと。この手法を実践すれば、行動の成功率が2~3倍に高まることがわかっています。
時間をムダにする生活を脱出したいなら、ぜひ読んでみてください。


同じく、時間を浪費しがちな自分に嫌気がさしている人には『人生が劇的に変わる 「1分」の使い方』(上岡正明著)をおすすめします。
本書は、タイトルの通り、たった「1分」の使い方を変えることで、成功をつかむ方法を示した本。仕事の成果を高める1分、心と身体を整える1分、幸せなお金持ちになる1分といったふうに、さまざまな1分の使い方がまとめられています。
著者の上岡正明さん自身、かつては目の前の仕事に追われる日々を送っていましたが、1分の密度を高めるようにしたところ、人生が一変。今では、ビジネスで成功しているだけではなく、投資により10億円の資産を築き、YouTubeでも支持されています。
たかが1分、されど1分。自分の時間をもっと大切にしたいなら、一読をおすすめします。


時間の使い方に関するベストセラーと言えば、『限りある時間の使い方』(オリバー・バークマン著)は外せません。
本書でまず注目したいのは、“時間は有限であり、人生は思っている以上に短い。時間をうまく使うことは、人生の最重要項目である”というメッセージ。あなたが重要ではない物事に時間を浪費している間にも、時間は刻一刻と過ぎているのです。
また、他の時間術の本とは異なり、タイムマネジメント術を語っていないのも本書の特徴です。効率を追求するのはやめて、本当に大切なことに時間を使う。そんな生き方を実現したいなら、まず手に取ってほしい本です。
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思考力・ロジカルシンキングの本でまずおすすめしたい定番は『ロジカル・シンキング』(照屋華子/岡田恵子著)。マッキンゼー出身の照屋華子さんと岡田恵子さんが共同で執筆した、「ロジカルシンキングといえば」の名著です。
ビジネスパーソンとして書いたり話したりする前に知っておきたいロジカルシンキングを、基本からしっかり学べる本書。思考力やロジカルシンキング力を身につけたいすべての人におすすめする一冊です。
![[実況]ロジカルシンキング教室](https://static.flierinc.com/summary/254_cover_300.jpg)
![[実況]ロジカルシンキング教室](https://static.flierinc.com/summary/254_cover_300.jpg)
ロジカルシンキングをこれから学びたい人には『[実況]ロジカルシンキング教室』(嶋田毅著)もおすすめ。グロービス経営大学院の嶋田毅さんが著者となり、ロジカルシンキングを初めて学ぶ人に向けて、基礎をわかりやすくまとめた入門書です。
本書によれば、ロジカルシンキングの基本ルールは次の4つ。
・「そう/そうじゃない」を明確にする
・「なぜなら」「だから」で話を展開する
・ファクトに結びつける
・論点を押さえ、全体をバランスよく考える
ロジカルシンキングを身につけたいなら、まずこうした基本から学ぶ必要があります。基礎をしっかり押さえたい人には本書をおすすめします。サブタイトルに「集中講義」とある通り、これ一冊読み通せば、ロジカルシンキング力が着実に身につくでしょう。
![イシューからはじめよ[改訂版]](https://static.flierinc.com/summary/18_cover_300.jpg)
![イシューからはじめよ[改訂版]](https://static.flierinc.com/summary/18_cover_300.jpg)
思考力やロジカルシンキング力を高めたい人には、『イシューからはじめよ[改訂版]』(安宅和人著)も外せません。
本書と他の書籍との違いは、「それは本当に解くべき問いなのか」を考えることの大切さと、その実践方法を解説している点。解くべきではない重要な問いに時間を使っても、求める成果は出ません。本当に解くべき問いを探し、その解を導き出すことこそ、成果を出すための最短ルートなのです。
2010年には旧版が、2024年には改訂版が刊行され、長く愛され続ける本書。限りある時間を有効に使い、成果を出したい人に、強くおすすめしたい一冊です。


より読みやすく、気軽に論理的思考を学べる本を探している人には、『そもそも「論理的に考える」ってどうすればできるの?』(深沢真太郎著)がおすすめ。ビジネス数学教育家の深沢真太郎さんが、ストーリー形式で、ロジカルシンキングの基本を教えてくれます。
本書のストーリーは、広告会社に勤める常盤サオリが、出張帰りの新幹線で、数学を専攻する大学院生・浅野優斗に出会い、論理的思考の方法を教えてもらうというもの。ストーリーを楽しんでいるうちに、自然とロジカルシンキング力が身につく一冊です。
論理的思考力とは?考える力を鍛える本6選

生成AIの使い方を基礎から学びたい人や、生成AIとの賢い付き合い方を知りたい人におすすめするのは『頭がいい人のChatGPT&Copilotの使い方』(橋本大也著)。生成AIの専門家である橋本大也さんが、ChatGPTとCopilotの賢い使い方をまとめた一冊です。
生成AIの仕組みやプロンプトのコツから、ブレインストーミングやプレゼン、資料作成を効率化する際に使える具体的なプロンプトまで、わかりやすくまとめられている本書。あなたが使いたい生成AIがChatGPTかCopilotなら、最初の一冊として強くおすすめします。


「生成AIに最も期待するのは、面倒な仕事を爆速で終わらせるための手伝い」という人には、『面倒な仕事が一瞬で片付く 生成AIタスク爆速大全』(宮崎学著)がぴったりです。
この本では、人事、経営企画、マーケティング、セールス、広報、財務・経理、生産・開発など、幅広い職種の人が直面する具体的なシーンについて、生成AIを使って爆速でタスクを完了するアイデアが紹介されています。
そのうちの一つが、人事の人のための「面接の想定質問リストの作成」。生成AIを賢く使えば、候補者の経歴と自社のカルチャーを照らし合わせ、候補者に合った質問リストを一瞬で作成してくれます。
本書を使えば、あなたの仕事は何倍も速く進むでしょう。生成AIを活用してタスクを効率的に進めれば、空いた時間でより重要な仕事に注力でき、大きな成果を出せるようになるはずです。


よりビジネス寄りに、生成AIを賢く使う方法を知りたいなら『生成AI「戦力化」の教科書』(松本勇気著)がおすすめです。
本書によれば、生成AIは、新入社員のようなもの。物知りでタフで賢い一方、会社特有の知識や方法論を与えない限り、期待するアウトプットは得られません。
そこで本書では、自社固有の知識と業務手順を教え込み、生成AIを「戦力化」する具体的なノウハウを「AIオンボーディング」として、丁寧にまとめています。
「生成AIで思ったような回答が得られたことがない」「結局自分でやったほうが早い」――そんなふうに諦めている人におすすめの本です。


生成AIを活用して収入の柱を増やしたいなら、『超初心者でも稼げるAI活用法』(あべむつき著)がおすすめです。AI副業YouTuberとして活躍するあべむつきさんが、2ヶ月で月30万円の収入を実現するAI活用法を提案しています。
あべさんによれば、初心者が生成AIを使ってSNSを運用し、収益を得ようとするなら、Instagramをメインに据えつつ、YouTubeをサブで運用するのがベストだそう。おそらく多くの人は「自分には無理」と思うでしょうが、本書には一つひとつの手順が丁寧に解説されているため、読み進めるうちに「できるかもしれない」と思うでしょう。
AI時代に収入の柱を増やしたい人や、自分のセンスや感性を発揮する場がほしい人にぴったりの本です。


より気軽にAIのある未来の様子を知りたいなら、『2034』(中島聡著)がおすすめ。レジェンドエンジニアである中島聡さんが、短編小説+解説という形式で、AIのある未来の姿を描き出した一冊です。
AIは世界にどのような変化をもたらすのか。個人レベルでの変化が描かれるため、誰にとってもイメージしやすく、作品として楽しく読めるでしょう。
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組織を持続的に成長させるために読みたい本といえば、『両利きの経営(増補改訂版)』(チャールズ・A・オライリー/マイケル・L・タッシュマン著)がおすすめです。
本書は、2019年に日本で刊行され、ベストセラーとなった『両利きの経営』の増補改訂版。タイトルにもなっている本書のメインコンセプト、両利きの経営とは、既存事業の改善を極める「深化」と、新規事業に挑戦する「探索」を、同時に推進する経営のこと。組織が成長し続けるために欠かせない経営手法だとされています。
両利きの経営とはどのようなもので、どのように実現できるのか――。組織に成長をもたらしたいなら、ぜひ本書で確認してみてください。


経営戦略の名著といえば、『ストーリーとしての競争戦略』(楠木建著)も外せません。
本書の著者である楠木建さんによれば、優れた戦略の条件とは、ストーリーになっていること。要するに、思わず人に話したくなるような面白いストーリーがある戦略こそ、優れた戦略なのです。より具体的に言えば、一つひとつの打ち手が組み合わさって、全体の動きと流れが生き生きと浮かび上がってくる、動画のようなものだそうです。そして、戦略ストーリーにおいては、競争優位、コンセプト、構成要素、クリティカル・コア、一貫性という5つが柱となります。
「優れた経営戦略の条件は、ストーリーになっていることだ」と言われてピンとくる人はもちろん、そうでない人にも、ぜひ一度は読んでほしいおすすめの名著です。


Q&A形式で経営戦略が学べる本のおすすめは『社長がつまずくすべての疑問に答える本』(田中修治著)。債務超過に陥っていたオンデーズの再建を担い、社長就任からわずか1年で黒字化を成し遂げた田中修治さんが、「社長がつまずくすべての疑問」に対し、自身の経験をもとに明快な答えを提示する一冊です。
経営のフェーズごとに章が構成されており、自身の課題感にあわせて、読みたいところを拾い読みするのもおすすめ。集客から商品開発、マーケティング、採用、人材育成まで、幅広い知識が身につく一冊です。


ミッションを掲げているにもかかわらず、組織に定着しない――。そのような課題を抱えている経営者や人事担当者、組織づくりの担当者におすすめしたい本は『freee 成長しまくる組織のつくりかた』(川西康之著)です。
著者の川西康之さんは、freeeのCHROとして、同社の事業拡大を牽引してきました。そんな川西さんによれば、組織づくりの核心は「無矛盾な状態」をつくること。ミッションとカルチャーを組織運営の軸に据え、それに合わせてあらゆる制度を設計することの重要性を強調しています。
読み進めるうちに、freeeの成長の背景には、ミッションとカルチャーを本気で浸透させる仕組みがあることに気づくでしょう。企業規模やフェーズにかかわらず、多くの経営者や人事担当者に届いてほしい一冊です。
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投資・ファイナンスのおすすめ本として真っ先に挙げたいのは『改訂版 本当の自由を手に入れるお金の大学』(両@リベ大学長著)です。人気YouTuberの両@リベ大学長さんが、働かなくても生活できる「本当の自由」を手に入れるために必要な情報を詰め込んだ、定番の一冊です。
本書の元になった『本当の自由を手に入れるお金の大学』は、2020年に刊行され、140万部という驚異的なベストセラーになりました。元の本が刊行されたのちに起こった環境の変化と、両学長がコミュニティ運営を通じて得た「多くの人がつまずくポイント」が反映され、改訂版として刊行されたのが本書です。
本書の最大の特徴は、「貯める・増やす・稼ぐ・使う・守る」という5つの力を軸にしている点。これら5つの力をつけるための具体的なノウハウが、誰でも理解でき、実践できる形に落とし込まれています。
「本当の自由」を手に入れたいなら、まず手に取ってほしい、おすすめの本です。


投資・ファイナンスジャンルの定番の名著と言えば、『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ著)を思い浮かべる人も多いでしょう。個人投資家で、人気ブロガーでもある水瀬ケンイチさんが、インデックス投資のノウハウをわかりやすくまとめた一冊です。
水瀬さんによれば、インデックス投資には、「手間がかからない」「世界標準の投資法」「お金の基礎知識として役立つ」という3つのポイントがあります。おそらく多くの人にとって、「手間がかからない」は非常に大きなポイントではないでしょうか。
インデックス投資に関心があるなら、まず手に取りたい一冊です。


お金の基礎知識を学びたい人には『今さら聞けない お金の超基本』(坂本綾子著)がおすすめです。
本書は、朝日新聞出版の人気シリーズ「今さら聞けない●●の超基本」シリーズの中の一冊。「お金とは何か」から、貯蓄や投資のための知識まで、知っておきたい「お金の超基本」がまとめられています。
ページがカラフルで、図解が豊富なのもうれしいポイント。お金の勉強に苦手意識のある人にも、最初の一冊としておすすめです。


お金持ちになる方法を気軽に学びたい人には『100年変わらないお金持ちの真実』(ロジャーパパ著)がおすすめです。
本書の特徴は、偉大な投資家たちが残した名言をもとに、投資でお金を増やすための思考法が学べる点。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス、ピーター・リンチ、ベンジャミン・グレアムなど、世界的な投資家たちの言葉を引用しながら、投資の基本を解説していきます。
偉人たちが何年もかけてたどり着いた「お金持ちの真実」を知れる、楽しくも学び多い一冊です。
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『人を動かす 改訂新装版』(D・カーネギー著)は、コミュニケーションの不朽の名著。公私ともに有効なコミュニケーション術を学べる一冊です。
「人を動かす」というと難しく聞こえるかもしれませんが、本書の核は、相手に好かれる、信頼関係を築く、気持ちよく動いてもらうといった、人間関係の基本となるコミュニケーション術。上司・同僚・部下・取引先とのコミュニケーションはもちろん、家族や友人・知人とのコミュニケーションも変わる一冊です。
まだ読んだことがない人はぜひ一度手に取ってほしい、色あせることのないロングセラーです。


「令和の5年間、日本で1番売れてる本」という鮮烈なコピーとともに、長きにわたって書店に並んでいる『人は話し方が9割』(永松茂久著)。2019年に刊行されて以降、重版を重ね、150万部を突破しているベストセラーです。
本書が他の本と違うのは、「苦手な人との対話を避け、好きな人と話す時間を増やす」というアドバイス。
苦手な人が相手では、うまく話せないのは当然のこと。それよりも、好きな人と話す時間を増やせば、自分の話し方やコミュニケーションに自信がつくでしょう。
コミュニケーションに苦手意識のある人は、ぜひ一度手に取ってみてください。きっと目からウロコが落ちるはずです。


同じく、コミュニケーションのベストセラーといえば、『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉著)を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
本書では、デロイト トーマツ コンサルティング(現アビームコンサルティング)に新卒入社し、大阪支社長、東京支社長を歴任したのちに独立した安達裕哉さんが、3000人超の経営者たちとのコミュニケーションをもとに導き出した、「頭のいい人が話す前に考えていること」をまとめた一冊です。
本書の特徴は、7つの黄金法則と5つの思考法が提示されている点。一つひとつチェックし、日々のコミュニケーションに取り入れていけば、人間関係が大きく変わるでしょう。


安達裕哉さんの著書では、『コミュ力が高い人が話しながら意識していること』もおすすめです。
安達さんによれば、ビジネスにおける真のコミュニケーション能力とは、初対面の人とも楽しく話せることや、スラスラ説明できることではありません。相手の要求を「気を利かせて」読み取り、「自分のアウトプットをだれかに利用してもらうための力」のことを指します。より具体的に言えば、「察してくれ」や「きっとこうだろう」に頼らず、相手に伝え、確認し、聞き続ける姿勢こそが成果を生むのだと書いています。
では、「コミュ力が高い人」は、実際にどのようにコミュニケーションをとっているのでしょうか。それは、「3つのモード」を使い分けたり、相手の気持ちを丁寧に確認したり、求められてもすぐにアドバイスをしないといったコミュニケーションです。
社会人経験が長い人ほど、大いに共感するとともに、自分のコミュニケーションを見直したくなること間違いなしの一冊です。


ビジネスコミュニケーションを磨きたい人には『〔新版〕一瞬で大切なことを伝える技術』(三谷宏治著)もおすすめです。
本書のメインテーマは、コミュニケーションを取る前に実践したい「重要思考」。これは、言いたいことをはっきりさせる技術を指します。より具体的に言えば、それがどれだけ大事かという「重み」と、そのことにどれだけ他と違いがあるかという「差」を考え、「重み」のあることにのみフォーカスするのです。
本書では、「重要思考」を使って次の4つのステップを踏めば、コミュニケーションはうまくいくとされています。
(1)言いたいことをはっきりさせる(「重要思考」で考える)
(2)言いたいことを相手に伝える(「重要思考」で伝える)
(3)相手が言いたいことを理解する(「重要思考」で聴く)
(4)相手とちゃんと会話・議論する(「重要思考」で伝え合う)
頑張っているはずなのに成果が出ない人や、論理的なコミュニケーションに苦手意識がある人、「結局、何が言いたいの?」「それって今考えるべきこと?」などと指摘されがちな人に、強くおすすめします。


プレゼン力を上げたい人におすすめするのは、ベストセラーとなった『1分で話せ』(伊藤羊一著)です。
本書で強調されるのは、プレゼンの目的は「人を動かす」ことにあるということ。話を理解してもらうことや、きれいに話すことは、プレゼンのゴールではありません。
その上で、プレゼンの具体的なノウハウが語られています。
すぐに取り入れたいのは、1つの結論と、それを支える3つの根拠のピラミッドでプレゼンのロジックを作るというテクニック。結論を一番上に置き、根拠をその下に並べるピラミッドを組めていれば、話が不必要に長くなったり、伝わらなくなったりすることはないといいます。
プレゼン力を磨きたいなら、最初に手に取ることをおすすめします。


雑談力を磨きたいなら『超雑談力』(五百田達成著)がイチオシです。
本書でまず胸に刻みたいのは、雑談の目的は人間関係の構築であるということ。「場を盛り上げなければ」「シーンとしてはいけない」と思い込んでいる人にとっては、驚きでありながらも、納得のいく指摘ではないでしょうか。
また、雑談のきっかけとして、時事ネタやニュースを使うのが推奨されないのも、本書の特徴です。なぜなら、これらのテーマでは、自分の気持ちが話しにくいからです。
その代わりにおすすめされるのは、自分自身のエピソードや体験談を話すこと。「今回の台風はひどかったらしいですね。全国各地で被害が出ていると聞きました」ではなく、「今回の台風、ゴーゴーと風がすごくて。夜、寝られなかったんですよ」「頑丈だと信じてたマンションなんですけど、今回ばかりはヒヤヒヤとしました」と、自分の感情を交えて話すことがおすすめされます。
「これならできるかもしれない」と思えるテクニックが満載の本書。これ一冊読んでおけば、どんな場でも、和やかな会話ができるようになるでしょう。


教養・リベラルアーツジャンルの近年のベストセラーと言えば、『サピエンス全史(上)』(ユヴァル・ノア・ハラリ著)は外せません。
本書は、イスラエルの歴史学者・哲学者であるユヴァル・ノア・ハラリが、人類の歩みをまとめた一冊。なぜ私たちの種は、ここまでの力を持ち、食物連鎖の頂点に君臨するに至ったのか――。物語としても非常にスリリングで知的好奇心を刺激してくれる本書は、きっと先が気になり、夢中になって読み進めることになるでしょう。


もう一冊、教養・リベラルアーツジャンルの世界的な名著としておすすめしたいのが『夜と霧』(ヴィクトール・E・フランクル著)。心理学者・医師のヴィクトール・E・フランクルが、チェコ・ポーランド、そしてドイツの強制収容所で過ごした2年半を振り返り、そこでの経験を職業的見地から書き綴った一冊です。
当時の経験や心の動きを、冷静さを保ちながらも生々しく書いている本書は、あなたに深く重い問いを与えてくれるでしょう。一生に一度は読みたい、世界的な名著です。


刊行以来40年以上読み継がれ、「東大・京大で1番読まれた本」として知られる『思考の整理学』の増補改訂版が、『新版 思考の整理学』(外山滋比古著)です。東京大学で行われた2009年の特別講義「思考の整理学を語る」の音源が発見されたことから、2024年、「東大特別講義」を加えた増補改訂版が出版されました。
本書は、より鋭い思考のための知恵が詰まった一冊。よく知られた「グライダー人間と飛行機人間」「思考を寝かせる」「とにかく書いてみる」をはじめとして、あなたの思考習慣を変えるアドバイスが目白押しです。
AI時代、人間ならではの思考力を研ぎ澄ましたい人に一読をおすすめします。


2020年代の日本で刊行された教養・リベラルアーツジャンルの本でおすすめしたいのが『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆著)。文芸評論家として活躍する三宅香帆さんが、自身の経験をもとに「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という問いを設定し、近代以降の日本における働き方と読書の関係に注目しながら答えを導き出していく一冊です。
働き方と読書の関係を追っていくうちに、なぜ働いていると本が読めなくなるのか、そして、どうすれば働きながら本が読めるようになるのか、あなたなりの答えにたどり着くことができるでしょう。本以外にも、「働いていると映画が観られない」「働いていると推しの活動が追えない」と感じているあなたに、ぜひ手に取ってほしいベストセラーです。
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キャリアを考えたい人の定番書と言えば『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』(リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著)。人生100年時代の新たな生き方を提案し、一大ブームを巻き起こした一冊です。
本書によれば、これからを生きる私たちは、従来の「教育→仕事→引退」という人生ではなく、「マルチステージ」の人生を送ることになります。そして、マルチステージの人生においては、金銭的な資産だけではなく、スキル、健康、人間関係といった「見えない資産」を育んでいく必要があるといいます。
本書によれば、「見えない資産」は、生産性資産、活力資産、変身資産の3つに大別されます。それぞれにいかに時間を投資し、どのような状態を目指すのか、ぜひ若いうちに考える時間を取ってみることをおすすめします。


自分の大切な時間とお金を何に投資すると、幸せになれるのだろう――。そう考えているあなたにおすすめしたいのは『あっという間にお金はなくなるから』(佐藤舞(サトマイ)著)。
著者の佐藤舞(サトマイ)さんは、「お金がないから不安」「お金さえあればなんとかなる」といった、お金のみに価値を置く生き方の危うさを指摘します。その上で、人が誰しも持つ10の資本にバランスよく時間とお金を投資することの大切さを強調しています。
お金を増やすことも大事ですが、そのことにばかり目を向けていると、健康資本や社会関係資本がおろそかになり、日々が苦しいものや味気ないものになってしまいかねません。これからの生き方を考えたい人に、多くのヒントを与えてくれる、おすすめの一冊です。


同じく、社会に出て間もない若手ビジネスパーソンに強くおすすめしたいのは『佐久間宣行のずるい仕事術』(佐久間宣行著)。テレビプロデューサーとして「ゴッドタン」や「あちこちオードリー」といった人気番組を生み出してきた佐久間宣行さんが、自身が実践してきた仕事術を、若手ビジネスパーソン向けに明かした一冊です。
特に印象的なのは、入社1年目のときのエピソードです。ドラマの監督から、翌日の撮影で使うために「サッカー部の女子マネージャーの手づくり弁当」を用意してこい、と指示された佐久間さんは、この「手づくり弁当」をきっかけに、自身のキャリアを切り開きます。
さて、佐久間さんはどのように「手づくり弁当」を用意し、どのようにキャリアを切り開いたのでしょうか? ぜひ要約や本書でチェックしてみてください。きっと、あなたのキャリアにつながるヒントが得られるはずです。


豊かに、自由に生きていきたい人、我が子にも豊かに自由に生きていってほしい人におすすめする本は『外資系金融ママがわが子へ伝えたい人生とお金の本質』(河村真木子著)。外資系金融機関などで約20年にわたってキャリアを積んできた河村真木子さんが、豊かに生きるために知っておきたい知識をまとめた一冊です。
特に覚えておきたいのは、金融リテラシー、営業力、英語力は、あらゆる活動を支える土台であるというメッセージ。河村さんがそれらの力をどのように身につけてきたのか、それらの力によっていかに成功をつかんだのか、ぜひ本書でチェックしてみてください。きっとこれからの生き方が変わるはずです。


そろそろ転職を検討したいあなたに一読を勧めたいのは『転職の思考法』(北野唯我著)。発売わずか2か月で10万部を突破した、北野唯我さんのベストセラーです。
本書の特徴は、ストーリー形式である点。転職に踏み切れないまま30歳になった主人公の「僕」は、凄腕経営コンサルタントである黒岩から、転職の思考法を授けられて――というストーリーです。
ストーリーを楽しんでいれば、知らず知らずのうちに、あなたも「転職の思考法」が身につくでしょう。キャリアで失敗したくないなら、むやみに転職活動を始める前に、本書を読んでみることをおすすめします。
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哲学の入門書としておすすめしたいのが『武器になる哲学』(山口周著)。「人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50」というサブタイトルの通り、生きていく上で必要な哲学・思想のコンセプトが50種類紹介されています。
ルサンチマン、自由からの逃走、反脆弱性……取り上げられるキーコンセプトの多くは、聞いたことはあっても、誰かに説明しようとすると、つい言葉に詰まってしまうものではないでしょうか。
哲学を学ぶべき理由についても丁寧に語られているので、哲学の入口に立ちたい人におすすめです。


哲学の本を探している人には、マイケル・サンデルのハーバード大学の超人気講義をもとにしたベストセラー『これからの「正義」の話をしよう』(マイケル・サンデル著)もイチオシです。
本書のテーマは「正義」。正義の意味を探るアプローチには、幸福の最大化、自由の尊重、美徳の促進、の3つの観点が存在するとして、これら3つについて考えていきます。
たとえば、「幸福の最大化」について考える際の題材として与えられるのが、「他の3人を救うために1人の命を犠牲にしてもよいか」という問い。さて、あなたはどのような答えを出しますか?
ハーバード大学の学生として、マイケル・サンデルの授業に出席しているような臨場感とともに、夢中で読める名著です。


近年の哲学ジャンルのベストセラーといえば、『自分とか、ないから。』(しんめいP著)は外せないでしょう。
著者のしんめいPさんは、東大卒業後に一流企業に入るがうまくいかず、地方移住やお笑い芸人などに挑戦。しかし、それらもうまくいかず、離婚して家族を失います。しばらく布団に引きこもったしんめいPさんですが、東洋哲学と出会ったことで、虚無感を抜け出せたそうです。
本書では、仏教の教えや中国思想をわかりやすく紹介しながら、生きづらさを和らげるためのヒントを示してくれます。「自分とか、ないから。」というタイトルにピンときた人に、ぜひ読んでほしい一冊です。


「AIは意識を持てるか?」など、現代ならではの問いに心惹かれる人におすすめしたい本は『現代社会を生きるためのAI×哲学』(谷口忠大/鈴木貴之/丸山隆一著)。
AIが生活に深く浸透した現代において、社会が大きく様変わりしつつあることに気づいていない人はいないでしょう。では、私たちは、AIに対してどのような態度で接するべきなのか。AI時代にこそ、忘れてはいけないものは何か――。AIと哲学という、一見遠いようにも思える2つを組み合わせて論じた、あなたの知的好奇心を刺激する一冊です。


このジャンルで外せない名著といえば『人生論ノート』(三木清著)。京都帝大において西田幾多郎のもとで学び、ドイツに留学してリッケルトやハイデッガーの教えを受けた三木清さんによる、言わずと知れた名著です。
“幸福である者は幸福について考えない”“虚栄は人間の存在そのものである”“今日の倫理学のほとんどにおいて忘れられているのは幸福と成功である”など、心に響くメッセージが満載の本書。人生について、幸福について、生涯を通してじっくり考えたくなるような問いを与えてくれる、他にない一冊です。
人生観が変わる本34選

『休養学』(片野秀樹著)は、「休養学」を提唱する片野秀樹さんが、意外と知らない効果的な休み方を教えてくれる一冊です。
本書の最大の特長は、休養を7つのタイプに分けて解説している点。休養には「生理的休養」「心理的休養」「社会的休養」の3種類があり、これらはさらに以下の7タイプに分けられるとして、一つひとつの休み方を、具体例とともに解説しています。
・生理的休養:休息タイプ/運動タイプ/栄養タイプ
・心理的休養:親交タイプ/娯楽タイプ/造形・想像タイプ
・社会的休養:転換タイプ
片野さんによれば、複数の休養タイプを組み合わせることで、休養の効果はアップするそうです。
長時間寝たり、ソファでダラダラしたりするだけが休養ではありません。より効果的に休養したいと願うなら、ぜひ手に取ってほしい一冊です。


あなたのまわりにもきっといる、体力おばけ。自分もその人のようにアクティブに楽しい毎日を送りたいと思うなら、『体力おばけへの道』(澤木一貴著)を読むことをおすすめします。
著者の澤木さんによれば、体力おばけたちは、生まれつきエネルギッシュでタフだったわけではありません。少しずつ努力を積み重ねることで、誰でも体力おばけになれるそうです。
その具体的な実践法として紹介されるのは、著者オリジナルのトレーニング法「イージーHIIT」。スタンドアップ、バックステップ、リズミカルジャンプの3種目で構成されており、1日たった30秒から取り入れられます。
具体的なトレーニング法だけでなく、運動の重要性や、運動を続けるコツなども紹介されている本書。「体力をつけたいけれど、何から始めたらいいかわからない」という人や、何歳になっても趣味を楽しみたい人に、強くおすすめしたい一冊です。


『体力おばけへの道』を読み、「イージーHIIT」の習慣化に成功した人におすすめするのは『体力おばけへの道 超ハードモード編』(澤木一貴著)。『体力おばけ』読者の「もう一段上の体を目指したい」という声に応えて生まれた一冊です。
本書で紹介されるのは、よりパワーアップした「超HIIT」。「燃えやすく、動きやすい体」を本気で手に入れたいなら、ぜひチャレンジしてみてください。


もっとよく眠れるようになりたい人には、睡眠本の定番である『スタンフォード式 最高の睡眠』(西野精治著)をおすすめします。
本書では、スタンフォード大学医学部精神科教授であり、睡眠の専門家である西野精治さんが、睡眠の基本をわかりやすく解説しています。睡眠の質を高めるための考え方や、スムーズに入眠するための工夫など、誰もが知っておきたい情報ばかり。睡眠について知りたいなら、まずこの一冊をおすすめします。
![食べる投資[文庫版]](https://static.flierinc.com/summary/2236_cover_300.jpg)
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食の観点から健康な心身を手に入れたいなら、『食べる投資[文庫版]』(満尾正著)がおすすめです。
本書では、食べることを、パフォーマンスを高めるための投資として位置付けます。著者であり、日本で初めてのアンチエイジング専門病院を経営する満尾さんの「食こそが健康な体の基盤であり、栄養知識を身につけて実践することが『健康』という『資産』を作り上げる『投資』になる」というメッセージに、深く共感する人は多いのではないでしょうか。
“現代のビジネスパーソンは、体にとって本当に必要な栄養素が不足し、不必要なものは過剰になる「現代型栄養失調」状態に陥りやすい”といった指摘から、“仕事に穴があけられないビジネスパーソンには、感染症を予防する効果がある納豆を毎日1パック食べるのがおすすめ”といった具体的なアドバイスまで、幅広い観点から「食べる投資」を学べる本書。仕事のパフォーマンスを上げたい人や、忙しさのあまり食事が後回しになりがちな人に、今すぐ読んでほしい一冊です。


運動を習慣づけたい人やメンタル状態を整えたい人の必読の一冊は『運動脳』(アンデシュ・ハンセン著)。
『スマホ脳』などで知られるアンデシュ・ハンセンが、運動の驚くべき効果を、科学的なデータとともに読みやすくまとめた一冊です。
本書を通読すれば、運動は、記憶力や集中力、創造力を上げ、気分も前向きにしてくれる、魔法のような活動であることがわかるでしょう。「運動習慣をつけたいけど、なかなか気が向かない」と足踏みしている人が読めば、今すぐ運動を始めたくなるはずです。


退勤後も仕事のことが頭から離れずしんどい……。そんな人に読んでほしいのは『それ、すべて過緊張です。』(奥田弘美著)です。
約20社の企業で嘱託産業医として活動している著者・奥田弘美さんによれば、現代の働く人々は冒頭のような「過緊張」の状態になっているそう。その前提のもと、本書では、過緊張のメカニズムと対処法・予防法が紹介されています。。
本書の最大の読みどころは、「レスト(睡眠や食事)→リラクゼーション(入浴やストレッチ)→レクリエーション(スポーツや友人との飲み会)+ストレス原因への対処」という3段階のセルフケア法。この3段階は順序が重要で、レストを経ずにリラクゼーションやレクリエーションを実践すると、かえって体調が悪化することがあるといいます。
不調を感じながらも、騙しだまし頑張り続けている人にとって、必読の一冊です。
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